「Hello! Project 2020 Summer COVERS 〜The Ballad〜」7月12日(日) 中野サンプラザ C公演に行ってきました。
実は『J-POPを中心としたバラード曲をソロでカバー』という今コンサートの趣旨を聞いてチケットを取ろうか悩みました。コロナウイルス感染拡大防止の観点から、「観客に絶対に声援・コールをさせないためにハロプロ楽曲以外のバラードで」ということは理解はできますが、そこまでしてやるコンサートが魅力的なものになるのか不安がありました。
しかし、このコロナ禍の影響で推しの宮本佳林ちゃんの卒業が延期となり、本来ならば見ることができなかったはずの「Juice=Juiceの宮本佳林」をまだ見られるチャンスでもありますので行くことに決めました。
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入場時の密集を避けるために開場時刻は座席ブロックごとにずらして決められていて、オフィシャルサイトのイベント詳細ページに案内されている時刻ちょうどに会場に到着しましたが、待たされることもなくスムーズに入場できました。
入場の流れはこんな感じです。
- 開場
- 検温
- 手指の消毒
- QRコードのスキャンと登録ページの表示確認
- チケットの確認
- 着席
COVID-19追跡システムのサイトへのメールアドレス登録が前提ですので、QRコードが読めない、スマホを持っていないとちょっと面倒になるかもしれません。
座席の間隔は前後左右1席が空席で、隣の方との距離もまあまあ離れていて特に不安は感じませんでした。開演前によく見かけるグループでの雑談などは一切なく、観客は各自の席やロビーで密を避けて無言で開演を待っていました。感染防止に協力的で素晴らしいです。
今回の座席は2階11列。最後列から2列目です。視力1.0の私ではステージ上のメンバーの顔は全く見えません。
いつものコンサートとはステージがかなり違っており、高低差もビジョンも無くとてもシンプルです。スタッフも密を避けるために人数を最小限に絞っているそうなのでステージ設営の労力を考えると仕方ないですね。
ビジョンがないため開演前の注意事項VTRもなく、開演5分前にブザーがなるだけです。
ネタバレはしたくないので誰が何を歌ったかなどは一切書きません。率直な感想は「ハロコンとは全く異質で満足度は高くないのですが…以外に楽しめるコンサート」でした。
演出やMCなど全体的に控えめで終始粛々と進むだけです。でも、ステージ上にはピンスポットに照らされたメンバーがいるだけなので、その分メンバーの「歌や声」に集中ができますね。私は歌の上手い・苦手よりも「マイク乗りのいい声だな」とか「歌が会場の端まで届くなぁ」などメンバーによる違いがよく感じられたのが面白かったです。
以下、敬称略です。
私の行ったC公演では、特に宮本佳林と小田さくらは別格でした。二人とも声を張らずとも会場の隅々まで、澄んだ声が素早く染み渡るように届いてきます。中野サンプラザよりも音響が良くもっと広い会場で歌っているようなスケール感もあります。オケと歌声が混然一体となり耳心地がいいんです。
工藤由愛も普段は歌唱レベルの高いJuiceメンバーに埋もれがちですが、ソロの歌を聴くとJuice=Juice加入も納得できますね。
竹内朱莉、岸本ゆめのなど歌唱力に定評のあるメンバーや、一岡伶奈、清野桃々姫、山﨑夢羽、岡村美波のBEYOOOOONDSメンバーもよかったです。総じてハロメンの歌唱のアベレージの高さに感心しました。
「ハロメンの実力診断テストのようなものか?」というと、そんなシビアさはないんです。観客に唯一許されている拍手から「とにかく応援してあげたい」という気持ちが伝わるあたたかい雰囲気のコンサートでした。
ステージにビジョンがないので、後方の座席だと歌い始めは「誰が歌っているのかが分からなくて」ペンライトの色が点けられないんです。ステージに近い人の点けているペンライトの色を参考にするのですが、ライトピンクはピンク、ライトパープルはラベンダーなどで代用している方も多くて、どちらなのかわからなくて非常に困りました(笑)。2階や後方の座席では双眼鏡が必要だと痛感しました。
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7月の中野公演は様子を見てC公演のみにしましたが、全公演観たくなりました(笑)。チーム分けを改めて見るとメンバーの振り分けに偏りなくて「絶妙というか、やらしい」というか(笑)。8月の中野B公演も取れましたので双眼鏡買って参戦したいと思います。
帰る途中のJR中野駅のガード下の掲示スペースに、ハロメンのサインの寄せ書きを見つけましたので載せときます。
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