最近は買った曲をDAPに入れて聴くよりも「買う曲を探す・選ぶために音楽を聴く」ことが多くて、iMacでBandcampやSoundCloudで音楽を聴くことがほとんどです。購入すると次に買う曲探しが始まるので、買った曲あんまり聴かなかったりというアレですが笑。
それに伴い、スマホのBandcampやSoundCloudアプリを使う頻度も増えたので、ドングルDACに興味が湧いた矢先にDITA Navigatorが話題になったので、ヘッドフォン祭で試聴したらとても好みに合った音でしたので購入しました。
iMacやiPhone13に接続して、イヤホンはDITA Dream XLSで4.4mmプラグでの音質の感想です。
- 特に印象的なのは「中低音域の音圧」です。音圧が増してアナログポタアン的な凄みと躍動感がありますね。芯の太いパワフルで余裕のある音ですが、ノイズや雑味を感じません。
- 解像感はDACなりで特別に高い印象はありません。しかし「輪郭ににじみがない透明感のあるクリアな音」で甘さや緩い感じがなく、そのおかげで解像感の不足を感じません。
- 立体感がありますが、サラウンドよりもレイヤードな感じが強い気がします。
- 空間表現はDACなり。個人的にはいまいちかなぁ…。
分析的ではなくリスニング寄りで楽しく聴ける感じで「ハマる人にはとことんハマると音」だと思います。あと、DITA FealtyやHIFIMAN RE800 silverなどアルミ筐体イヤホンだと上記の印象がチタン筐体のDream XLSよりマイルドな気がします。筐体の素材やドライバーの種類などで音質の印象がけっこう変わると思いますので、視聴しての購入を強くおすすめします。
注意点としてですが
- 高出力なので、店頭での視聴やイヤホンを変えた時などは、再生前にーボタンを10回以上押してボリュームを下げてください。そうしないと爆音で耳を痛める危険がありますので注意してください。
- PCやスマホにケーブルで接続しても5秒以上待たないと認識されません。5秒待たずに再生するとスピーカーから音が出ます。
- Hiby RS2に接続したらプチプチとノイズが乗るので「上流の機器との相性」が若干あるかもしれません。
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昔、iPhone4にRay Samuels AudioのSR71Bを付けてましたが、その感じがふと思い出されました。そんな音質傾向ですね。iPhone5からDockコネクタが廃止されたのを機にポタアンやめてAKのハイレゾDAPに移行したんですが、一周回って近年好みがこうゆう骨太な音にもどってきましたね。
けっこう重く角張って硬いので、私の場合はスマホにぶら下げるより、Macの外付けDAC/AMPとしての使用がメインになりそうです。
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